焼き芋の王様として人気の高い安納芋は、糖度16度と高く日本一甘くて美味しい味が全国に知られつつあります。
大切に育てた安納芋を炭火焼にすることで濃厚でふくよかな味わいの「焼き芋焼酎」が完成しました。
芋焼酎のイメージを変える一品です。
是非ご賞味下さい。
種子島の安納地区に古くから伝わる安納芋。元禄11年(1698年)第19代種子島弾正久基公に琉球王国の中山王尚貞より一籠を送られたといわれ、さつまいもの原種にちかい品種と考えられています。 紅芋や紫芋より糖度が高く、ねっとりとした濃厚な甘さが特徴です。カロチン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維、ヤラピンなどを多く含み、健康食品としても注目されています。
日本でもっとも甘い、安納芋をじっくりと丁寧に炭火で焼き芋にしてから仕込んでいます。焼き芋にすることで、あのホクホクとした甘みがうまれ、日本一甘い芋の特徴を最大限に引き出しています。
米麹と焼酎酵母、水を入れてかきまぜてから5日から1週間。この1次もろみに蒸した原料芋と水を加えてかきまぜ、さらに1週間から10日間ほどかけて発酵させた2次もろみを蒸留して焼酎がつくられます。 種子島酒造ではこの仕込みを長年使っている古いかめ壷で行っています。 かめにある無数の小さな気孔を通してもろみがゆっくりと呼吸します。上部だけ残してかめが地中に埋められているので内部の温度が一定に保たれます。さらに遠赤外線効果や、丸い形が対流を促して気孔にすみついた蔵付き酵母の働きが活発となり、やわらかくてマイルドな焼酎が出来上がります。
濃厚でふくよかな味わいです。芯が太く、湯割り・ロック、どんな飲み方でも安納芋の旨みがお楽しみいただける逸品です。 じっくりと、ゆっくりと蔵元の自信作を味わっていただきたい、本格派の芋焼酎です。
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2 件のレビュー
変わった焼酎が無いか探していて見つけたのがこれです。まだ感想を聞いていませんが、期待をこめて星5つ。
初めて「焼き芋」焼酎に挑戦してみました。
飲む前は、それこそ芋臭い焼酎にさらに焦げ臭さがプラス
されて、味も垢抜けないものなんじゃないかと勝手に想像して
いたのですが、果たして飲んでみると「私が悪うございました」でした。
芋焼酎独特の匂いやクセはむしろ抑えられていますし、味もブランデー
のように甘く、しかも「特」がつくほど濃厚です。垢抜け無さ
はまったく感じませんでした。
相当濃厚ですので、飲み方はストレートやロックはあまり向かないと
思います。水割りかお湯割りでしょうね。
これの上位銘柄「甕壺仕込 黒麹造り 安納」が店長さん絶賛
の一本なのですが、確かにこれをもっと洗練させたら、まさに
「陶酔」できる味だろうな、と思いました。
お値段がやや高めですが、まず間違いなく割って飲むことに
なると思いますので、むしろリーズナブルなのでは?
※当レビューに記載の内容はあくまで個人の意見であり、
販売店や製造元の意見、見解を代弁するものではありません